オリジナル絵本アンディネット 誕生日や出産、結婚におすすめしたいセミオーダー絵本

オリジナル絵本アンディネット
http://www.andynet.co.jp

トップページへ戻る 総合案内所 -サイトマップ- 買物かご -買物かごの中を確かめます-お支払方法と送料について 個人情報保護について - プライバシーステートメント -

古楽器とジャズピアノで「もけら」の饗宴

 「もけらもけらコンサート」は主催者自ら言うのも何ですが、とにかくすばらしいコンサートでした。
 まずは「ロバの音楽座」が客席から登場しオープニング。そこに山下洋輔さんが加わり、今回のメインプログラム「もけらもけら」の即興演奏の始まりです。
演奏者の譜面台に置かれているのは「もけらもけら」の絵本。この総本のページをめくりながら、各場面のイメージを音楽にしていきます。いろんな音が飛び出してきました。ころがる音、ズシンと響く音、はじける音、澄んだ音、濁った音、踊りたくなる音、心にしみる音、ずっこけそうな音・・・、それに「もけらもけら」の歌。ほんとうに音楽ってすばらしいですね。
 アンコールは、この「もけらもけら」の好きな場面を子どもたちの誰かに選んでもらって演奏するということに。手を挙げた何人かのうち小学生の子が選ばれたのですが、迷わず、ぱっと決めて選ぶと、思わず会場からも大きな拍手が生まれステージと会場との一体感のようなものを感じました。
 また、今回のコンサートでは子供たちは初めてジャズという音楽に触れたのではないでしょうか。その初めてのジャズとの出会いが世界的に活躍する山下洋輔というのも、こりゃすごいことです。山下さんのソロは、わらべうたの「あんたがたどこさ」から始まりました。だれでも知っている曲なのに、山下さんの手にかかると、もう別物になります。
 そして今回特別に、子どもたちにもわかるようにと、かんたんな「山下洋輔ジャズ講座」がありました。これまた誰でも知っているフォスターの名曲「スワニー河」をまず学校の教科書風に弾き、これが延々と続くかと思うと耐えられませんから、ということで、メロディを崩し、リズムを崩し、コードを崩して、少しずつジャズっぽくしていくと、だんだんとかっこいい音楽になっていき、みんなため息まじりで聴き入りました。
 ソロの最後は、ラベル作曲の「ボレロ」。これはみなさんのアンケートで一番人気の曲となりました。
 山下さんのピアノはひじで弾いたり、げんこつでたたいたりと、型にとらわれていません。私の娘もピアノを小さいときからやっていますが、山下さんの演奏を見て、「ああいうのもありなんだ」と言っていましたが、私自身も大学時代に初めて山下さんの演奏を見て、同じことを感じたのを思い出しました。
 それは「燃えるピアノ」と題する実験映画でした。
火がついたピアノを、燃え尽きるまで山下洋輔が弾きまくるというたったそれだけの映画ですが、若かった私の心に刺激的だったのです。
 今回正直言って、こうした音楽に子どもたちがどこまでついていけるのかなと始まるまで不安があったのですが、みんな静かに聴き入り、演奏にとけ込み、楽しんでくれました。アンケートの回収率が良かったのも、評価の満さの現れではないかと、われわれ主催者一同喜んでいます。山下さんや「ロバの音楽座」のメンバーも、コンサートのあとの打ち上げの席で喜んで読んでいました。みなさん、どうもありがとうございました。

執筆 杉山三四郎
(おおきな木つうしんより)


おおきな木つうしんバックナンバー

おおきな木トップ | おおきな木お店紹介 | おすすめ絵本 | 絵本相談室

「おおきな木つうしん」の全文または一部の文章を許可なく転載することを禁止します



オリジナル絵本♪アンディネット【トップページ】
製作 アンディネット

ソース、テキスト、画像等の無断転用を禁じます